過去の開催記録
第9回シンポジウム
「企業革新の哲学」 ―グローバル・スタンダードを考える―
- 日 時
- 1998年9月3日(木) 13:30~19:00
- 場 所
大阪商工会議所 国際会議ホール
大阪市中央区本町橋2-8- 参 加 費
概 要
新世紀を前にして、わが国では金融ビック・バンに代表される規制緩和によって、かつてない産業構造の変革が起ころうとしています。また、これを契機に、日本の社会構造も大きく転換していかざるを得ないのではないかと考えています。米国企業の好調さと比べて日本企業の低迷が際立っている現状を打破するためには、小手先ではなく、21世紀を見据えた構造改革が日本経済全体にも個別企業にとっても必須ではないでしょうか。 このシンポジウムでは、今後の企業革新についての基本的哲学をグローバル・スタンダードというキーワードをもとに、考えていきたいと思います。 企業革新の哲学に関しては様々な意見があります。21世紀に向けた日本企業の展望を考えると、グローバル・スタンダードに合わせるべきだという意見もある一方で、日本独自の考え方が今こそ必要だという意見もあります。そこで、このシンポジウムでは行政、財界、および学界の第一線で活躍中の皆様による徹底討論により、21世紀に向けた日本企業の革新の哲学を探っていくつもりです。
プログラム
問題提起
加護野 忠男 (神戸大学経営学部長)
基調講演1
八城 政基氏 (シティ・コープ・ジャパン 会長)
基調講演2
飯田 経夫氏 (中部大学大学院経営情報学研究科教授)
パネル討議
「経営革新の哲学」~グローバルスタンダードを考える~
パネリスト:
飯田 経夫氏 (中部大学大学院経営情報学研究科教授)
堀 紘一氏 (ボストンコンサルティンググループ 代表取締役社長)
松島 茂 氏 (通商産業省工業技術院 技術審議官)
三橋 規宏氏 (日本経済新聞社 論説委員)
コーディネーター: 加護野 忠男 (神戸大学経営学部長)