過去の開催記録
「BRICs市場開拓とボリュームゾーン戦略」
- 日 時
- 2011年11月20日(日)
- 場 所
会場が変更になりました
→経営学研究科本館2階206教室- 参 加 費
シンポジウム:
【一般】会員5,000円、非会員10,000円
【学生】会員1,000円、非会員 2,000円
懇親会 :一律5,000円
概 要
インドや中国など新興国(BRICs)での市場開拓と事業展開は、日本企業の成長戦略の要諦であり、日本経済再生のカギを握る。大都市に集中する少数の「富裕層」をターゲットにしたこれまでの戦略を見直し、人口規模の大きな「中間層」が支える巨大市場や、BOP(ボトムオブピラミッド)と呼ばれる「中間層予備軍」市場の開拓がきわめて重要なのである。しかしながら、これらのボリュームゾーン市場において日本企業は、中国やインドの現地企業だけでなく、韓国企業や台湾企業との熾烈な競争に直面している。また、新興国の経済成長に伴い、巨大なインフラ市場が出現している。日本企業はこれまで蓄積してきた強みを活かし、新興国のインフラ開発と事業展開において、いかにグローバル競争力を発揮できるのか?
このシンポジウムでは、インド市場を中心に、中国市場やアジア市場も視野に入れながら、ボリュームゾーン戦略について討論する。その際、この地域に展開し成功を収めているサムソンなどの韓国企業の事例と、建設機械に代表される日本企業の事例を取りあげる。新興国市場の現状、その潜在的可能性とリスク、ボリュームゾーン戦略を展開する際の課題と将来性、インフラ市場におけるグローバル競争力などについて討論し、新興国市場で日本企業が勝ち抜くためのヒントを探りたい。
プログラム
◆シンポジウム 13:30-17:30
問題提起 :黄 磷 (神戸大学大学院経営学研究科 教授)
基調講演①:堀田 繁氏(内閣府経済社会総合研究所 次長)
基調講演②:鄭 武燮氏(三星経済研究所 研究員)
<逐次通訳>具 承桓氏(京都産業大学大学院マネジメント研究科・経営学部 准教授)
基調講演③:三木 健氏(コベルコ建機株式会社 取締役 常務執行役員 企画管理部長)
司 会:藏本 一也(神戸大学大学院経営学研究科 准教授)
―パネル・ディスカッション―
パネリスト:
堀田 繁氏
鄭 武燮氏
<逐次通訳>具 承桓氏
三木 健氏
コーディネータ:黄 磷
◆懇親会 17:40-19:30