Apple、Amazon、Facebookと、デジタル時代も起業家はバリュー・イノベーションの重要な担い手です、しかし、マーケティング分野のMBA教育などでは、長らく統合型の計画立案のための調査や手法が理論の中枢を占めてきました。一方で、起業家による直感的ともいえるマーケティング行動は、古い商人道のように見なされていました。

　しかし近年は、国内外においてスタートアップだけではなく、既存大企業においても、統合的な戦略立案に拘泥せず、すばやく行動を起こし、行動のなかから見通しを確立していく起業家的アプローチへの関心が高まりを見せています。なぜ、産業界や学界に、こうした潮目の変化が生じたのでしょうか。どのような変化を日本企業は迫られているのでしょうか。

　本シンポジウムでは、本学名誉教授の石井淳蔵に加えて、スケールアウト共同代表の飯野将人氏、エル・ティー・エス執行役員山本政樹氏をゲストにお迎えします、研究者、連続起業家、コンサルタントの立場から、起業家的な俊敏さが今、なぜ、私たちに必要となっているかについて、ウィズ・コロナ、そしてアフター・コロナの世界を見据えて討議します。

＊参加希望の方は、11/5（金）までにお申し込みをお願いします。

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13:30-13:35
開会挨拶　南　知惠子（神戸大学大学院経営学研究科長　教授）

13:35-13:55
問題提起　栗木　契（神戸大学大学院経営学研究科　教授）

13:55-14:25
ご講演①　石井　淳蔵（神戸大学　名誉教授）

～～　休憩15分　～～

14:40-15:20
ご講演②　飯野　将人 氏（株式会社スケールアウト　共同代表）

15:20-16:00
ご講演③　山本　政樹 氏（株式会社エル・ティー・エス　執行役員）

～～　休憩15分　～～

16:15-16:55
パネルディスカッション
　パネリスト：飯野　将人 氏、山本　政樹 氏、石井　淳蔵
　司　　　会：栗木　契

16:55-17:00
閉会挨拶　：上林　憲雄（現代経営学研究所　理事長）

＊都合により変更になる場合がございます