過去の開催記録

第13回ワークショップ

激変する企業間関係

日  時
1996年3月 23日(土)
場  所
参 加 費

概 要

 日本企業の成功を支えてきた要因の一つとして、系列に代表されるアッセンブラーとサプライヤーとの関係が指摘されてきました。しかし、経営環境の不確実性が増大し、グローバルな競争が激化するに伴い、伝統的な系列取引の維持が困難になってきています。実際に、多くの先進企業では、地球規模でサプライヤーや提携先を探し、高品質、高機能の製品やサービスを低価格で提供しうる能力を身につけようとしています。また、マルチメディアやCALSに代表される情報テクノロジーの進展によって、企業の取引形態や顧客と企業を結ぶ経路にまで変革の手が及び始めています。
 神戸大学経営学部助教授の岩淵吉秀が問題提起を行い、グローバルな観点からネットワーク状に展開する取引関係について豊富な実務経験と見識をもつ実務家にご登場いただき、本音レベルでの議論を行いたいと考えております。
企業間関係の再構築に直面している産業は多様ですし、これに関わる職種もマーケティング、物流、購買、研究開発などきわめて多様です。異業種・異職種の多数の方々にご参加いただき、実りのあるディスカッションを行いたいと思っております。

プログラム

問題提起
岩淵 吉秀 (神戸大学経営学部助教授)

パネル討議
「激変する企業間関係」
〈司会〉谷 武幸 (神戸大学経営学部教授)

〈パネリスト〉
山岡 高士氏(株式会社ジェイ・アイ エス アイ代表取締役)
大西 昭敞氏(ソニー株式会社 常勤監査役)
大竹 康幸氏(株式会社リコー 資材本部事業企画室室長