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第66回ワークショップ

ワーク・ライフ・バランスを考える

日  時
2009年6月7日(日) 13:30〜17:00
場  所

神戸大学経営学研究科本館206教室

参 加 費

概 要

 「仕事と生活の調和」の実現を目指した、いわゆる「ワーク・ライフ・バランス」が社会的に強い関心をもたれるようになった背景の1つには、少子高齢化や団塊世代の大量退職のもとに企業の人材獲得・定着・育成が重要な経営課題となりつつあることが挙げられます。つまり、ワーク・ライフ・バランスを、多様な人材を生かし競争力を強化するための戦略的な「明日への投資」として捉えようとする認識です。ただ、ひとくちにワーク・ライフ・バランスといっても、各社におけるその捉え方や具体的取り組み内容は実に多種多様で、さまざまなアプローチが見受けられます。例えば、女性活躍を推進するための「両立支援策」や、女性の積極的な育成・登用を目指した「均等施策」が中心の企業もあれば、最近では、男性も含めた全従業員に関して仕事中心の生活のあり方や、長時間労働の是正を目的とする企業も増えてきています。
 ワーク・ライフ・バランスをこのように捉えた場合、日本企業にとって「ワーク・ライフ・バランス」を考えることの経営的意義はどういった点に求められるのでしょうか。より具体的には、ワーク・ライフ・バランスの推進と企業業績とはどのような形態で結びつき、具体的にどのような施策として取り組んでいけばよいでしょうか。また、ワーク・ライフ・バランス推進にあたり、企業の現場ではどういった点が障壁となっており、どうすればそのような障壁を克服することができるでしょうか。
 今回のワークショップでは、これらの論点について多面的にかつ深く掘り下げて考えるために、まずワーク・ライフ・バランス研究の第一人者で企業の実態にも詳しい渥美由喜氏より基調講演を頂戴します。その後、実際にワーク・ライフ・バランスで先進的な取り組みをされている企業2社からの実態のご報告、企業のワーク・ライフ・バランス推進施策の実情に詳しい兵庫県経営者協会様からのご報告、パネルディスカッションと質疑応答という形で進め、ワーク・ライフ・バランスについての理解を深めたいと考えています。

プログラム

13:30−13:40 解 題
上林 憲雄(神戸大学大学院経営学研究科 教授)

13:40−14:40 講 演
渥美 由喜氏(株式会社富士通総研 主任研究員)

14:40−15:00 〜 休  憩 〜

15:00−15:20 実態報告
生駒 京子氏(株式会社プロアシスト 代表取締役社長)

15:20−15:40 実態報告
山川 四郎氏(兵庫県経営者協会 労働政策部長)

15:40−17:00 パネルディスカッションおよび質疑応答