過去の開催記録

第15回ワークショップ

物流戦略が変わる−アウトソーシングの新動向−

日  時
1996年9月 28日(土)
場  所
参 加 費

概 要

企業の経営活動の国際化は、部品・原材料や製品のボーダーレスな移動を促し、物流の動きをますます複雑化させています。企業の地域統合拠点間の相互補完、事業所間の部品の移動、消費地へのドア・ツー・ドアのデリバリーと、物流は従来の中心拠点型のハブアンドスポークシステムからサプライチェーンシステムへと移行しつつあります。物流に関する新規投資を減らしながら効率性と安定性を追求するメーカーの戦略は、新たな選択肢としてロジスティクスのアウトソーシングを生み出しました。昨今、社内各部門の物流を物流子会社あるいは外部の第三者に委託し、輸送・在庫・通関・情報サービスにかかわる総合輸送システムを社外で構築する動きが見られます。

 このワークショップでは、神戸大学経営学部助教授の星野裕志が最近の物流戦略について問題提起を行い、メーカー、航空貨物輸送、海運の各々の業界から、物流担当の実務者の方々をお招きし、物流のアウトソーシングの新動向についてケースを交えてお話しいただきました。

プログラム