過去の開催記録

第6回ワークショップ

平成不況に学ぶリスク・マネジメント

日  時
1994年6月 18日(土)
場  所
参 加 費

概 要

 いわゆるバブルの崩壊はわが国の実物経済と金融経済に大きな傷跡を残し、わが国経済は「平成不況」と呼ばれる長く厳しい不況という後遺症に悩んでいます。そうした経験は、あらためて従来の日本企業の経営におけるリスク対処への甘さについての反省と、新たなリスク・マネジメントの構築を促しています。
 このワークショップでは、今回のこうした経験を振り返ることにより、企業経営におけるリスク・マネジメントについての新しい展望を考えたいと思います。銀行、証券、メーカーの各界から専門家の方々をお迎えし、パネル討議を行います。製造業・金融業・サービス業あらゆる業界にかかわるテーマとなりますので、ふるってご参加ください。
 パネル討議では「平成不況に学ぶリスク・マネジメント」というテーマのもとに、バブル時代を振り返りながら、ポスト・バブル時代の銀行経営、ポスト・バブル時代の証券市場、ポスト・バブル時代の企業財務戦略、製造業の不況脱出戦略といった問題について一緒に考えてみたいと思います。

プログラム

問題提起
榊原 茂樹(神戸大学経営学部教授)

パネル討議
「平成不況に学ぶリスク・マネジメント」
司会: 本多 祐三(神戸大学経営学部教授)

パネリスト:
田中 英俊氏(三和銀行 事業調査部 三和総合研究所調査部部長)
曽根 正彦氏(株式会社日興リサーチセンター常務取締役)
中谷 清信氏(シャープ株式会社財務本部副本部長)
菊竹 秀敏氏(日本開発銀行 調査部次長)